診療内容・実績

 ここでは,当科で日々診療している疾患,内容と実績について説明いたします.

 食道,胃,十二指腸,小腸,大腸(結腸,直腸),肛門,肝臓,脾臓,膵臓,胆道(胆管,胆嚢),乳腺,甲状腺など,さまざま臓器の疾患を日々診療しています.治療の対象として最も頻度の高いものは,やはり癌を代表とする悪性腫瘍です.

 我が国の死亡数,罹患数の多い癌のほとんどを当科で診療しています.

2012年のがん死亡数(全国)    
  1位 2位 3位 4位 5位
男性 大腸 肝臓 膵臓
女性 大腸 膵臓 乳房
男女計 大腸 肝臓 膵臓


2010年のがん罹患数(全国推計値)    
  1位 2位 3位 4位 5位
男性 大腸 前立腺 肝臓
女性 乳房 大腸 子宮
男女計 大腸 乳房 前立腺

 

食道

 食道がんの手術数は増加しており,特に2012年からは積極的に胸腔鏡を取り入れて,小さいキズで患者さんの負担を軽減する努力をしています.腹部操作でも腹腔鏡補助下によりキズを小さくするように努力しています.

早期胃がんに対しては,腹腔鏡下胃切除術を行っています.


多臓器に浸潤するような局所進行胃癌や遠隔転移を伴う胃癌に対しても,腫瘍内科や放射線治療科と協力して積極的な治療を行っています.

大腸

乳腺


膵臓

 当科で手術をした通常型膵癌110例の生存曲線を示します.

 

 5年生存率は21%でした.

 

 病期(Stage)別の生存曲線を示します.

 Stage1 :5年生存率 100%

 Stage2 :5年生存率 66%

 Stage3 :5年生存率 29%

 Stage4a:5年生存率 12%

   Stage4b:5年生存率  0%


通常型膵癌のリンパ節転移別の生存曲線を示します.

 リンパ節転移あり:5年生存率 8%

 リンパ節転移なし:5年生存率 47%


 リンパ節転移があると非常に予後が悪いことを示しています.


膵管内乳頭状粘液産生腫瘍(IPMN)由来浸潤癌23例の生存曲線を示します.

 5年生存率は61%です.

 


胆道